起業の観察日記

■ Smile, Everyday! そして念願のアインシュタイン

ご無沙汰していました。またもギックリ腰になったりしていましたが、元気にバタバタと生きてます! 先日、新しいコンテンツが始まりました。einshop(アインショップ)という、とても素敵なセレクトショップのサイト内。タイトルは「湯川カナの笑顔でいこう…

■ ニナコモダのサンマ。

今年も初サンマを食べました。サンマを食べると、日本に帰国した頃のことを、ありありと思い出します。 生魚を食べる習慣のない外国で10年暮らして日本に戻ってくると、店頭に並ぶ魚たちの、なんと新鮮で美しいこと! ときは9月中旬。ちょうどサンマの出始め…

■ ニナコモダ、夏の総決算

7月11日の神戸新聞夕刊「悠々私的」で、私を紹介していただきました。お題は「趣味」。答えは「麻雀」。こんなしょうもないテーマでの取材を、とても素敵な記事にしていただきました。「人生は未決定だからこそ楽しい、麻雀をつうじて繰り返しそのことを確認…

■ ピカリ〜ン!、自己信頼感、愛情に満ちた親しい場所。

なにかを知りたいとき、いくつもの声が同時に聞こえてくることがある。って、こんなオカルトじみた出だしで良いのだろうか起業ブログ。ニナコモダはあやしい事業体ではございません、念のため、たぶん。この数ヶ月、自分自身の歯の治療について、少し悩んで…

■ 起業1年、出版、わぃわぃ。

ご無沙汰いたしました。「便りがないのが元気な証拠」はたぶんこどもだけで、事業としては果たしてどうなのでしょうか。(しかもいきなり、「頼りがない」と変換されるという心許なさです)先月の2012年5月、おかげさまで、NINACOMODAはぶじに起業1周年を迎…

■贈与、ラヂオの日々、笑顔に自信。

経済活動の起原は、贈与である。と、先週末も中沢新一さんの特別講義で聞き、また師事している内田樹先生からも聞いている。 なんて話を持ち出さなくても、そこに困っているひとが、こっちにその時たまたま余裕があれば、手を差し伸べるってのが人情ってやつ…

■ 構想16ヶ月、帰国から21ヶ月、25年間。

今週7月21日、夏休みの初日、NINACOMODAのウェブショップがオープンしました。これで「立ち上げ」系は一段落、かな。大型台風も通過したし、一昨年の帰国からを、ざっと振り返ってみちゃいます。 【2009年】 9月 :鳩山総理就任の日に帰国。和歌山から神戸の…

■ 銀ちゃん、おにぎり弁当、時には狂気で。

ロックの日、6月9日に開業してから約1ヶ月。も、経ったんですね。いろんなことがありました。5月中旬、母親応援ウェブマガジンmamacomodaオープン。同月末、転居。6月上旬、ついに輸入こども服NINACOMODA開業。ついでにムスメ4歳、水ぼうそうを発症し、楽し…

■ 開業しました!

「安心しました。これで、なにか事件に巻き込まれても『無職』じゃなくなりました!」 すべての手続きが終わった後にそう言うと、灘税務署の担当の方は、アハハと楽しく笑ってくれました。とてもええ方でした。今日、ようやく、事業開始届を提出してきました…

■ ママコモダ、公開!

あれは2010年の2月でした。ニポンのママを楽にするプロジェクトを思いついたのは。それから、cssやら学んで最低限は今日的なウェブページを手作りできるようにし、InDesignやら学んで印刷用PDFファイルらしきものも作れるようにし、賛同者を募り、状況の変わ…

■ 掲載のおしらせ、クロマニョン基礎講座、「ビジネス」の文脈を生きる。

ご無沙汰していました。明日(4/25)発売の育児雑誌『ちいさい・おおきい』(ジャパンマシニスト社)No.81「大特集・“ママをする”のがつらくなったら」に寄稿しています。『ち・お』として親しまれ全国に「読む会」をもつこの雑誌、「企業広告が載らない」と…

■仏の御言葉、退職記念パーティー、ずっとバカ。

あけましておめでとうございます。って今ごろ言うのは、鬼ではなくて何に笑われるのだろう。鬼も苦笑いか、あるいは仏が呆れるか。「ある日、極楽の蓮池のほとりを歩かれていた仏様がおっしゃいました。『ほっとけー』」 ……。 昨日は、師匠・内田樹先生の神…

■粟国島、アビエルト、とても幸せな勘違い。

いま、ログインしようと思ったらパスワード間違えたよ。小学生のときに交換日記をしていたバンビちゃん(現在福岡在住、二児のママ)から、「ブログも更新しとらんし、元気かなと思って」とメールをもらって、気がついた。あれ、もう2ヶ月も更新しとらんやっ…

■帰国後1年の総括。

「多分、いろんな試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思います。是非、皆様にも御寛容を願いたいと思っております。何せまだ、ある意味での未知との遭遇で、経験のない世界に飛び込んでまいります」 就任記者会見で鳩山総理がそう述べた2009年9月16日、…

■「なんだ、死なないじゃん」、超絶寿司、村上春樹。

余命2年、ということになるのだろうか。去年8月にステージIVの乳がんが発覚、ペシミストな医師に「余命3〜4年、5年後生存率10%未満」と宣言された親友が、今週、スペインから一時帰国の途中に遊びにきていた。 てやんでえ。こちとら過去のデータの中ではな…

■ おっさんカー、みかじめ料、10年落ち。

今日は車を買った報告です。あれは先月のこと。「社長」と私は、炎天下を尼崎の中古車センターに向かっていました。JRを降りて、国道沿いまでてくてく歩いて南下すること、約20分。鞄にはプリントアウトした、お目当ての車のデータ。ありふれているけど、ボ…

 ■ またやっちゃった(かしら)、para nada、紅茶キノコを笑えない。

常に「webもの」には騙される。エーンエン。 いま一刻も早く立ち上げたいと切望する、ママ支援サイト「mamacomoda」。ラフとコンテンツ一覧を手に、PCスクールの門を叩いて相談した。インタビューを動画とテキストで配信したいんです、あとはテキスト中心で…

■ 抱っこパリ、近所迷惑、mamacomoda。

大阪・なんばに、「天音堂」と名づけられた小さなギャラリーがある。主に展示するのは、銅版画家・山口ヒロミの作品。描かれるのは、少女。大きな黒い目の、華奢な身体の、肢体が植物の蔓のように不思議に伸びている、少女。あるいはクリムトの「接吻」のよ…

■ ドリームフィーバー、ユダヤ的フェニキア友の会、だいじょうぶかオレ。

ドリームフィーバー! じゃなくて、Dreamweaver。ウェブサイトの制作・管理をするこのソフトその他の使い方を短期集中でマスターすべく、昨日からPCスクールに通い始めた。相変わらず、我が家の定収入といえば子ども手当以外にないのだが、これは必要だと社…

■ ビッグイシュー後日談、HIV検査、木刀。

阪急岡本駅前の「としょかんのおじちゃん」のところで、ビッグイシューを買う。しばらく話したあと、「私ね、趣味で俳句やってまして。下手なんですが」と、バッグからラミネート加工(っていうのかな)された紙片を取り出して、渡してくれた。 幼な子が イ…

■ 母の旅立ち、出版決定、「What a 素晴らしい世界」。

シベリア抑留に送られる列車の情景が、オーバーラップ。月曜朝8時10分、東西線早稲田駅から飯田橋駅へ。2泊分の荷物を入れた小ぶりのキャスター付き旅行鞄が、私の足と誰かふたりの足とドアとのあいだで宙吊りになり、床から浮き上がっている。汗が、ドッと…

■ ビッグイシュー、「リナ」ちゃん。

ビッグイシューという雑誌がある。「ホームレスが売る雑誌」で、1冊300円のうち160円が、販売者の収入になる。都会にお住まいの方なら、街角で、雑誌を売る姿を見かけたこともあるかもしれない。「気になる、でもなんなん?」というのが、帰国して初めて住…

■ 思へば遠く来たもんだ、それぞれのリュック、乳がん死滅。

ご無沙汰しました。鼻血の出るほど、翻訳してました。いや、仕事で血が出たのは正しくは一度、いまはなきEsquire JAPANという「セレブ誌」でフリーライターとしてほぼ初めての仕事をしたときだけ。靴下なしで革靴を履く当時の副編集長と、フランス短期滞在経…

■ 経済&言語、アイデン&ティティ。

金とことばは似ている。つまり、経済と言語はよく似ている。 ひとつは、どちらも、遠いものを結びつけてくれるところ。金になるから、絹ははるばるシルクロードを運ばれ、コロンブスはインド目指して西へと漕ぎ出す。金にならないなら、そんなことはしない。…

■ 帰国半年の総括。

こんにちは。NINACOMODA平社員の湯川カナです。本日はお忙しいなか、このブログを見てくださって、ありがとうございます。昨日、鳩山内閣成立と同じ日に帰国した私どもの日本再移住が、ちょうど半年となりました。帰国によりいきなりガツンとやってくれるの…

■ 入会規則:てぶら、二代目の喜劇、ブッサンナンパ。

『P&G--失うことで得る、ラテン式人生のすすめ』という題で、獨協大学の文化祭で講演をさせていただいたことがある。P&Gはあの「アメリカ合衆国に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカー」(@wikipedia)、ではなく、「プロテクト・アンド・ギャンブル」と…

■ co-sodate、起業初期流産、KNOCKIN’ ON HEAVEN’S DOOR。

起業とは狂気である。ねえ? スペインまで遊びに来てくれた親友にして、日本初「キャバ雀」として(ごく)一部で知られる高田馬場「ポリエステル100%」の同僚、しかして余貴美子を悪魔的にしたような掛け値なしの別嬪イシイミキコが、氷雨降りすさぶ昨日、…

■ 花田花男、スペシャルウィーク、ヒマアラレ。

『J.D.サリンジャーの死に寄せて』という西日本新聞の2月11日付朝刊学芸面に掲載された記事が、FAXで送られてきた。いや、私がおかんに頼んだからなんだけどね。高谷さんちまでもらいにいってくれたらしい。ともかくこの精緻で、悲しい、愛のあふれる、美し…

■ 湯川カナ氏の異常な日常。

ついに甲南麻雀連盟にも加入。昨日は内田樹氏、「だんじりエディター」江弘毅氏、内田本の装丁も手掛けられる山本画伯などと同じ卓を囲ませていただく。長年ファンだった内田先生に、「生」でお目にかかったのが先週。それから毎週末(先週末は土・日の連日…

■ 合気道入門、串刺し、パケラッタ。

「ようやくお目にかかれました」 と師匠がおっしゃった。目の前に、袴さばきも流麗な、まごうことなき「あの」内田樹先生が。ひゃー。これが現実だとひとのいう。場所は芦屋の体育館の畳の上。 というわけで入門しました、合気道。初回は見学かと思いきや、…