永遠の素人はビジネスに向いていないのではないか。私が起業をするというのは、ペンギンが空を飛ぼうとするのに似ているのではないか、どこまでも。そう思ったのは、先週土曜の午後、神戸SOHOプラザ主催の「事業計画書作成セミナー（実践編）」第2回めに出席…

3歳の娘の「夢のご馳走」は銀シャリ。先週友人一家と訪れたUSJで、夢を書き込みましょうという「ドリームカード」を手渡されて。まだ「夢」なんて概念もわけわからん娘に、「なにしたいとか、なにたべたいとか、なんでもいいよ？」と問うと、「ごはん！」と…

故郷長崎の誇るスター・福山雅治、ではなく蛭子能収、を年初に詣でて一年のギャンブルと商売の成功を祈念する祭のことを、「えべっさん」と呼ぶ。ウソペディア。もちろん正しくは、福の神の「えびす様」に商売繁盛を祈願する「十日えびす」のことであり、え…

日本での初収入。っても初契約成就！ なんて景気のいい話では生憎なくて、3歳の娘が帰省先の実家でお年玉をもらっただけのこと。もちろんその3千円は取り上げ、我が家の家計簿の収入欄に記入。おお、このノートにはじめて黒い字で書くことができたよ。 そう…

どうも、キーワードは『贈与』らしい。いや、私が10年ぶりに帰国した日に総理になられた方が母親からえらいぎょうさん貰っていたらしいという時事問題のことではなく。ビジネスとはなにか。あるいは「ビジネスをする人間とはなにか」を考えたとき、どうもそ…

ハァ〜、いつまで「起業準備」をすればいいのだろう。正月を前にお先真っ暗なNINACOMODAです。そもそも企業とは営利追求を目的とするものであり。だのに、理念はあれど、金を儲ける算段なし。これじゃ、本来的な宗教か慈善事業かアホちんです。……アホちん、…

今朝5時半、3歳になったばかりの娘に起こされた。子どもに土日は関係ない。という事情はあまねく知れ渡っているのだろう、朝6時から「アンパンマン」が放映中だった。なーるほど。スペインではこの時間帯、まだ深夜映画の最後のあたりで、ラテン男女がボカシ…

日曜は京都国際マンガミュージアムにて、スペインで居住中にヴァーチャル弟子入りした現代思想家の内田樹先生と、養老孟司先生との対談を拝聴。ちょうど日本帰国直前に読んでいたのが、養老先生の『身体の文学史』（新潮文庫）。そしてもちろん、内田師匠の…

先週に続き、2度目の神戸行き。和歌山からJR紀州路快速に乗って、大阪で乗り換えて、「そして神戸」、に着いたのは2時間後。通勤するにはやっぱり遠い。というわけで今回のテーマは、家探し。スペインからのインターネットでの下調べと、先週の現地調査（と…

13:00は、午後1時。「だよね？」と不安そうに顔を見合わせながら、「社長」と私は、透明ガラス越しに小さくなってゆく新型ポルシェを見下ろしていた。4つもドアがある。ポルシェがファミリー向けの車種を作る時代、らしい。No esta mal, eh?（悪くないんじゃ…